のよのよ in Zの悲劇?!
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出身:福岡県。長年住んだ出雲から佐賀へ移住の白衣好き主婦。
趣味:同人活動ではハーロックに原点回帰。(他にナノセイバー・恐竜惑星・ジーンダイバー)、ばんえい競馬、鳥関係全般、(科学者用)白衣等々。海外に行った時は旅行ネタ多目。


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マンチェスター(4)~科学産業博物館3~
【2017/08/08 09:00】 海外旅行
【綿織物業と動力】
綿工業の街マンチェスター
 マンチェスターは綿織物業で栄えた街ですが綿織物業の発祥の地は古代インドです。綿の原産地として既に約7000年前には綿が栽培されていたそうです。
 18世紀までのイギリスは毛織物業が主流でしたが質が悪く、17世紀にイギリス東インド会社を通して良質のインド製綿布が流通し始めると、毛織物に替わって綿織物の需要が拡大して行きました。
 当時のイギリスは貿易赤字国でインドは綿織物の輸出で潤っていたのです。

 ところが産業革命によってマンチェスターで綿織物の生産性が上がる様になるとイギリスとインドの立場が逆転、インドは単なる綿花の生産地と化し、逆にイギリスから綿織物の輸入で貿易赤字が増大して行きます。この貿易赤字を埋める為にアヘンを中国に輸出する様になり、アヘン戦争の切っ掛けを生みました。
 …実は結構根が深い話ですな-Д-;

 そう言う生臭い話はさておき、綿工業の街なだけ有って所狭しと紡績機&織機(しょっき)が展示されてます。(紡績:原料から糸を作る工程 織布:糸から織機で布を作る工程)
 黒くてでかい車輪の機械…ではなく手前が産業革命当時の紡績機。
手前が初期の紡績機
 これが1854年にはでかい蒸気式紡績機になってるんだから作業効率も上がると言う物です。
1854年の蒸気型紡績機
 しかし1945年には綿の強度では不充分と言う事で、既にグラスファイバーが開発され衣服以外の工業製品にも使われる様になりました。
1945年のグラスファイバー用紡績機
 更に奥には紡績機や織機が所狭しと展示されていて実際に動いてます。 
戦後の紡績機?
 
こちらは織機
 更に近代的な織機になると最早芸術ですな。
更に近代的な織機

最早芸術である
 ところでここに置いてある機械の大半はオリジナルの様ですが、「動力を軸から其々の機械に伝えるベルト」とやらが、挟まれたらあっと言う間に振り回され全身叩きつけられて即死するレベルに危険だったそうで…。 
 最近知ったので意識して写真撮ってないんですが、この写真中央に写ってるベルトもそうだったんでしょうか? (念の為画像を探したけど一般客でそこまで気づいてた人は流石に居なかったっぽい^^;)
 犠牲者が10歳位の少年少女に集中していると言う辺り、当時の労働環境の酷さが窺えますね…。大人なら未だしも子供だと服が引っ掛かって軽々天井に叩きつけられてもおかしくない構造だったとか。
これが死のベルトか??
 場所は変わって向かい側の「動力館」へ。間に駅の跡を通りますが次回のお楽しみにさせて戴きます。
動力部門
 初期のエンジンから車両まで様々な動力機関が展示されていて一部は実際に動いてます。
主な展示物
 とにかくエンジン系の展示が半端無い。これは1893年のオイルやガスで動かした熱気エンジン。ちっちゃくて可愛い(?)。
熱気エンジン
 1712年の大気(圧縮空気)エンジン@オリジナル。蒸気エンジンの原型と言えましょうか。
大気(圧縮空気)エンジン
 部屋の中央辺りで妙に存在感を放っている、石炭焚き式蒸気エンジン。1907に製造されすぐ近くのロッチデイル運河に在るFirgroveと言う所で1970年まで稼働してました。
石炭火力蒸気エンジン
 実際に動いている様子。

 1904年のロイス式車用エンジン。要はロールスロイスを作った所です。
ロイス式車用エンジン
 1900年のクロス・コンパウンド(並列)型変換エンジン。…専門的過ぎて説明出来ません^^;が、100年以上前にこんな機械が出来ていた事に驚き。
クロス・コンパウンドタービン
 マンチェスターで水力式を採用している施設の例。
マンチェスターの水力システム
 市役所の時計にも使われてる様ですが、どういう仕組なのか調べる暇が有りません^^;
市役所の塔にも使われている
 最後は1930年に作られたベイヤー・ピーコック製のガーラット蒸気機関車
蒸気機関車ピーコック号
 ベイヤー・ピーコックは輸出専用の車両メーカーで、1980年代~1900年初頭にはもっと軽量の車両が日本にも輸入され、日本の鉄道黎明期を支えて行ったそうです。(例:東武鉄道のB3
ピーコックのプレート
 ボイラー室。日本だとSL=黒いイメージなので白いのは何か不思議。(煤ですぐ真っ黒になるだろうに)
ボイラー室
 確かここに置いてあった機関車はこれ位ですが、別館の方にも有るので後日紹介しましょう。

 ぶっちゃけ良く知らないジャンルだし説明不足の感は否めませんが、時間も無いので次回『世界最古の駅』。 (後日加筆修正するかも?)
 但しこの博物館について事細かく説明した旅行記を私は未だ知りません(笑)。




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