のよのよ in Zの悲劇?!
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Author:Pin
出身:福岡県。長年住んだ出雲から佐賀へ移住の白衣好き主婦。
趣味:同人活動ではハーロックに原点回帰。(他にナノセイバー・恐竜惑星・ジーンダイバー)、ばんえい競馬、鳥関係全般、(科学者用)白衣等々。海外に行った時は旅行ネタ多目。


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STAP細胞にナノセイバーを見た
【2014/01/31 12:05】 ナノセイバー・恐竜惑星・ジーンダイバー
 STAP細胞―どんな細胞にもなれる万能細胞の作成に成功 理研・小保方晴子さんら

 従来のES細胞やiPS細胞と違い倫理上や癌化の問題が無く、しかも遥かに簡単な方法で万能細胞が作成出来るとは実に画期的。更に開発したリーダーが女性となると益々喜ばしい話です。現時点では人間への安全性は未知数ですがもしそれがクリア出来れば確実にノーベル賞物です。いや~実に良い白衣ニュースだ>▽</

 本来なら「白衣」で扱うべき内容なのですが、何故このカテゴリで取り上げたかと言うと、以前自分が描いたナノセイバー本『さよならヴァーチャルブレイン』を髣髴させたから。発行は1999年4月だから未だ完全アナログ且つ表紙はカラーコピーでしたね。
未だカラーコピーの時代
 P20に「臓器甦生医学」と言う用語が出て来るんですが、未だ再生医療だの万能細胞だのと言った概念が普及していなかった頃で、後になって我ながら先見の明が有ったと自画自賛したもんです(笑)(^^ゞ
当時は再生医療と言う言葉が無かった 
 正にこのシーンについてファミレスで語り合ったNさんが去年亡くなったのは辛い話ですが…。

 【ストーリー】
 クオンを救い無事に帰還した強志は恵と結ばれたが、待ち構えていたのは2人を引き裂く残酷な運命。強志のVブレインにエターナリアンの情報場が混じってしまった為にVMSでスキャン出来なくなった。それは即ちナノセイバーとしては最早役に立たない事を意味していた。
 五蔵に出来るのはせめて新しい就職先を紹介する事。行先は九州のフクオカ。トーキョーに在るVMSからは遠く離れてしまう。その態度がまるで強志を追い出すかの様に思えた恵は「ナノセイバーを辞める」と口走るが、強志は任期を途中放棄するべきではないと彼女を制しフクオカに行く事を決意する。

 ナノセイバーの任期は未だ4年残っており、随時Vブレインのスキャンを必要とする彼等はその間基本VMSに拘束されてしまう。だが会えなくてもクオンの時と違い今度は連絡し合う事は可能なのだ。強志は恵と4年経ったら一緒に暮らす事を誓い、数日後フクオカに旅立って行った…。
仁は良い奴である
 それから半年後。2人の仲は続いている様でも内心寂しいのでは…と、心配する仁に対して明るく振舞う恵だったが、本音ではやはり直に触れ合いたい気持ちは募る一方だった。
 そんな或る日出張の合間を縫って強志が会いに来る。身長と共に精神的にも成長した強志を恵は誇りに思う。そして強志も何時でも恵を心の支えにしている事を語り更に心の絆を強める2人であった。
英雄と言いつつその実籠の鳥 
 でもやっぱり体の絆も深めたい(笑)。こんな事も有ろうかと恵が密かに見つけて置いた通路を使い強志の部屋に向かう。強志は未練が無くても恵にとってはあの部屋こそが心の支えだったからである。
 侵入した事はすぐにVMS側にバレるが仁・徹・亜美達が五蔵に見逃す様に訴える。「確かに私達は医者(ドクター)です!!」「でもそれ以前に一人の人間なんです!!」と。

 仁達は更に訴える。「ナノセイバーの雇用条件は何とかならないのか」。15歳の定年までVMSに拘束し医者の人権を侵害する様では患者の為にもなるまい。五蔵もその事は痛感していたが、全てはナノセイバーが彼等以外に居ない事に起因していた。
 …だが後2か月待てば研修中の次期ナノセイバーとの交替制勤務が可能になる。そうなれば勤務条件は大幅に改善されるのだと。

 そんな事も知らずに逢瀬を済ませた強志はブチ切れた。「これは不当解雇だ!!何故自分がコソコソしなければならない?!」…と恵を焚き付け2人してVMS所長に直談判!!(笑)^^;
 駆け付けた仁達の説明を受け交替要員の件に加え、エターナリアンの技術協力によって強志のVブレインが使える様になり、再びVMSに戻れる事が判明する。再び一緒に働ける事を祝福する仁と亜美。
辛い現実
 しかし強志は戻らない事を告げる。皮肉な事にVMSを去る前日、急患が来てVMSに自分の居場所が無い現実を叩きつけられた。そんな彼を力づけてくれたのは恵だった。
 それに今の職場でも責任の有る仕事に就かせて貰っている。Vブレインに頼らなくても自分はやっていける。VMSを去る事になった時は辛かったけど、その分視野が広まったし恵との絆はこの程度では壊れはしないから大丈夫だと。
自分の意志で切り拓く
 その後自由に行き来出来る様になった強志と恵だが、最初の逢引のドキドキ感が癖になり相変わらず秘密の通路を通って入って来た所を仁に見つかり、「お前等いーかげんにしろ~~!!」でハッピーエンド。

 
 …いや~画力は少々アレだが話は今でも好きですな~´▽` 余談ですが次期ナノセイバーの設定も一応作っており、特に徹の交代要員キャラ(普段はお茶らけているが仕事は真面目)が恵にチョッカイかけて、強志がヤキモキ~みたいな続編も考えたがしょーもないラブコメちっくなので没。
 因みにこの話はそれ以前(1999年1月)に描いた『わるなの2~2人の想いは“久遠”~』のアンチテーゼなのですよ。
わるなの2のアンチテーゼ
 『Virtual Mycin2』収録『最終回、私ならこうする?!』で描いた、「クオンを救ったのに結局強志が帰還出来なかった」と言う設定を踏襲し、「1年の期限が来たら永久にクオンと一体化する運命を背負った強志」の話。
 18禁なのでそう言うネタもふんだんに盛り込みながら(爆)、期限(別れの時)が迫ってるのに恵が強志に依存し過ぎて、ズルズル引きずるのがどうにも気に食わなくてね ̄_ ̄;
 最終的に恵は強志への想いを吹っ切って仁とくっ付くんですが、根っからの強&恵派の自分にはこれまた辛い展開だし^^;

 …その事を踏まえて『さよなら~』では強志を支える恵と決して切れぬ2人の絆を描いたので、悲劇的な『わるなの2』とは対照的に明るい結末となっております。

 しかしこの頃は執筆ペースのピークだった事も有り短期間に何冊も本を出せてるよな~ ̄▽ ̄; 画力はちょっと難が有ってもその点は当時の自分が羨ましいぜT∇T; 

この記事に対するコメント
科学は白衣と伴に進歩する
 これまで様々な作品で「こうであればいいな、こんな感じだろうな」と描かれていた臓器再生医療は、iPS細胞やES細胞を発見することが出来たのを皮切りに、ものすごい勢いで研究が進められてきましたが、あらゆる面で限りなくリスクの少ない万能細胞がついに作成できるようになったのは本当に凄いことだと思います。
 まだクリアしなきゃいけない問題は山積みでようが、これが上手く完成すれば、移植でしかまかなえなかった臓器を再生させたり、(知識が乏しいので根本的に間違っているかもしれませんが)たとえば事故や病気などで機能しなくなってしまった脳細胞なんかも治療できるかも知れませんね。
 
 かつて不老不死を実現するため、自分のクローンに脳移植を繰り返した谷村博士も、この技術が確立していたらまた違った結果を導き出すことが出来たのかなと思います。

 これを使って血液も本人のをベースに作ることが出来るようになればいいなぁ・・・。というかなって欲しい。切実に。

 そして懐かしいですね~。「さよならヴァーチャルブレイン」
 重く辛くシリアスななかにも強志と恵の切なく強い想いが描かれた話は私も大好きで、実家に戻るたびに読み耽っています。

>後になって我ながら先見の明が有ったと自画自賛したもんです(笑)(^^ゞ 
 Pinさんご自身が医療従事者ということもあって、「臓器再生医療(万能細胞)」などの医療技術に関する情報を作品に取り入れやすかったのでは、と思います。

 しかし改めてVブレインを持つということは、普段の生活においても様々な束縛や制限を設けられて、本来での『生きる自由』を代償にしたものなんだなぁと思いました。
 そういった意味では恵達は医療技術が生み出したホムンクルス(かつて錬金術師が造りだしたと言われる人工生命。ただし製造したフラスコのなかでしか生存できず、そこから出ると死んでしまう)なのかも知れません。
 
【2014/01/31 15:42】 URL | 楓 #fzXxwl2E [ 編集]

割烹着で白衣する美女だそうですが
>楓さん
 事故や病気で欠損した体の部分を補う方法として、臓器移植や人工臓器・義手義足等では、中々ドナーが現れない・破格の医療費がかかる・拒絶反応が起きたり機能が充分でない等々の問題点が少なくありません。

 今は五体満足な人でも不慮の事故や災害に巻き込まれて、障碍者になる可能性は無いとは言えないので決して他人事では無いと。

 なので再生医療には非常に期待したいんですよね。従来の万能細胞が何らかのリスクや倫理的問題が有ったのに対し、STAP細胞は非常に簡単な方法で作成出来ますから、安全面さえ確認出来ればコストも下がるし再生医療が飛躍的に進歩する筈。

>事故や病気などで機能しなくなってしまった脳細胞なんかも治療できるかも
 これについては義父が実際記憶障害(海馬がやられた)なので、可能ならSTAP細胞で何とかならないかと思ったりもします。

 沙織が自分のクローン作って若い体に移し替えていた事に対し、強志が「人間のクローンは重大犯罪ですよ!!」と言ってた様に、本来この様な行為はクローンの人権云々とかで生命倫理的に非常にヤバイ事です。
 「必要な部分だけ」を自分のSTAP細胞から再生して移植するなら、クローンを移植用のストックにする必要も無いので問題点もクリア出来そう。
 ただこれも線引きを厳密にしないと、何れ再生細胞から人間のクローンその物を作り出して悪用する輩が必ず出るんだろうな…と。 

>実家に戻るたびに読み耽っています。
 今でも気に入って戴けて光栄ですが何故実家に置きっ放しなのだろうか? ̄▽ ̄;(置き場所が無いとか?)

>恵達は医療技術が生み出したホムンクルス
 言い得て妙ですね。本編ではVブレインを持って頭が良くなる事は正義みたいに言ってたけど、人工的な「天才」になるのと引き換えに自由を失ってそれで本当に幸せか?と言うと甚だ疑問です。
【2014/01/31 20:00】 URL | Pin@管理人 #j3GclXO2 [ 編集]

やってみなければわからない
・Pinさん
 たとえば人工骨にSTAP細胞を使って作成した筋繊維や神経をくっつけたりして従来より強度のある、よりその人に馴染んで使いやすい義肢を作ったり、他の素材と組み合わせて使用することも出来そうですね。

 攻殻機動隊という作品では、人間の脳を『電脳化』して取り外し自由なHDD状態にした脳を、元の生身の肉体に戻したり、義体と呼ばれる人工の肉体にいれて生活する人々が描かれていますが、STAP細胞が実用化に至れば、こういった光景も珍しくなくなるのかもしれません。

>本来この様な行為はクローンの人権云々とかで生命倫理的に非常にヤバイ
 それも踏まえたうえで、今回の細胞を使ったクローン技術を用いて脳を持ったきちんと自分の意思を持って自立稼動する状態の人間を丸ごと作るのと、「脳の無い人間の形をした器」に自分の脳を移植するのとでもリスクの面でもなにかと問題が多そう。
 そも一番扱いが難しいうえに長持ちしない脳を移植出来るようにするまでが厄介だろうし、Pinさんのおっしゃるとおり「必要な部分だけ作って移植」がメインになっていくんでしょうね。

 どちらにしても、様々な課題をひとつずつ確実にクリアしながら、STAP細胞で医学を大きく発展させていってもらいたいです。

>何故実家に置きっ放しなのだろうか
 実家から引っ越してきたとき、震災でバタバタしていたのもあって、一部の本しか引き上げてこれなかったのもあるんですが、一番は物理的に収納するスペースが無いんです(涙
 9割が主人の本と趣味のもので埋め尽くされているため、よけるによけられないし・・・・。

>人工的な「天才」になるのと引き換えに自由を失ってそれで本当に幸せか?と言うと甚だ疑問です。
 むしろ恵達は「人間の器を持つ、脳の処理機能を人工的に特化させた生体コンピュータ」として存在しているように思うんです。
 機密情報の塊みたいなものだから、行動も束縛されるし、自由もない。本編でも恵が同年代の子に対して「私もあんなふうに過ごしたかった」とうらやんでいる描写がありましたし、本人達からすれば決して幸せとは言い切れないかもしれません。

 こうしてみると、Vブレインを持つ恵達と、ファイブスターストーリーに登場するファティマという人工生命体はどこか通ずるものがあるなぁ。
 あちらはまさに「人間の姿をした感情のある生体コンピュータ」として存在していますが、作中で「いっそ人間らしい感情もなく、ただのコンピューターとして造られたほうが幸せだ」と吐露するシーンは、もしかしたら恵たちも胸のどこかで抱いている本音だったりするのかな、と思ったり。
【2014/01/31 22:17】 URL | 楓 #fzXxwl2E [ 編集]

一歩間違えば機械化人間の世界到来
>楓さん
>たとえば人工骨にSTAP細胞を使って~ 
 技術が確立すれば単に元の状態に戻すだけでは無く、何らかの強化改造を行って移植も有り得そうですよね。臓器移植や義手義足の発展系ですから。
 まあそれが行き過ぎると人体改造しまくりになる訳で、機械化人間が生身の人間を迫害する様な999の世界みたいになりかねんけど。

>攻殻機動隊では人間の脳を『電脳化』して
 草薙素子(だっけ)が義体云々言ってたけどそう言う世界観なんだ。最早人体は取り替え可能なパーツなんですね。記憶を電子頭脳に移し替える的な設定はしばしばSF作品に有りますよね。
 でもSTAP細胞で簡単に失われた体組織を復元して移植出来る様になっても、脳に蓄積された知識や経験はPCのバックアップみたいにそう簡単には行かないんぢゃないかな。
 とは言え技術の進歩は侮れないから将来的には攻殻みたいな時代も訪れるのかも。トチローがアルカディア号と一体化した様に。

>自分の脳を移植する
 またまた松本零士ネタでスマンが初期の青年向け作品『セクサロイド』で、「目ぼしい美女を攫っては車を乗り換える感覚で自分の脳を移し替える女」と言う話が有りましてな。(犠牲になった美女の方は使い捨て)
 ここでは夫がフツーに脳を取り出して一旦保存容器に入れて、生贄の女の脳を取り出してから移植してたな。沙織もそんな風に闇医者に頼んでやってたんでしょうかねぇ…。
 自分自身のクローンを使ってはいたけど、記憶をそれにインストールするのではなく、クローンの脳を取って移し替えていた訳だから立派な殺人な訳で、そりゃ強志が重大犯罪と責めるわ。

>一番は物理的に収納するスペースが無いんです(涙
 引っ越して間もなく震災が来た事は知ってるけど、今の家ってへるきちさんのお姉さんの部屋だったんだよね? となると2DK位しか無くて元々が狭過ぎとか?
 我が家も2人の本やら何やらでカオスと化してるんで、春に引っ越すのにどーするよ!!ですが-Д-; すぐ近くだけど今度の部屋の方がちょっと狭いのに!!

>むしろ恵達は「人間の器を持つ、脳の処理機能を人工的に特化させた生体コンピュータ」
 初期設定では恵達は胎児の段階で重い脳疾患が有る事が解っていて、知識の補完を兼ねた実験体でしたからねぇ…。戸籍的にも抹消されてるっぽかったし機密漏えいを避ける為にも拘束するわな…。
 
 ファティマがそう心情を吐露した様に、ロップに「普通のラッコとして生きたかった…」なんて言わせると急に話が重くなるな。
 …ナノセイバーはVシリーズの中で一番業を背負ってる。
【2014/02/01 20:00】 URL | Pin@管理人 #j3GclXO2 [ 編集]

医療の理想を追求するのはなにかと難しい
・Pinさん
 ついつい議論を重ねてしまいますが、それだけSTAP細胞は未知と無限(もしくは夢幻)の可能性を秘めてるわけで、だからこそ期待してしまうことばかりなんですよね。

>『電脳化』
 先に述べた説明は私がおおまかに解釈したものですが、VBにかなり近いものだと思っています。(電脳を外部から操作して、記憶を改ざんしたり、離れた仲間と情報を共有したり、電脳を介して他人の身体(義体)を操作したりできる)
 攻殻では武器を仕込んだ義体に電脳を積んだり、外見は20代だけど電脳自体は90歳を超えてたり、もはや性別という概念すらなくなりかけてたりしますが、代替が利く身体の部品があれば(人間の身体という概念を捨て去れば)永久に衰えないし、電脳だけとなり、それが物理的に破壊されない限り『自己の意思』を生かし続けることも可能となってます。
 恵たちも、肉体は滅んでもVBをサイバースペース上に再構築すれば、半永久的に存在し続けられるのでしょうが、それは果たして「生きていること」になるのかは甚だ疑問です。

>脳に蓄積された知識や経験はPCのバックアップみたいにそう簡単には行かないんぢゃないかな。
 こればかりはHDDのように丸ごとコピーするわけにはいきませんし、仮にある程度できたとしても劣化したり抜けてる部分がかなり出てきそうだから、それを補うにはオリジナルがしてきた経験や知識、行動を再度学ばせる(インストール)する必要性が出てくるかと。
 たびたび攻殻ネタで恐縮ですが、作中でも電脳をコピーして劣化を防ぐため、オリジナルとおなじ生活や経験を積ませるという内容があります。

>トチローがアルカディア号と一体化した様に
 FSSだと一個人の遺伝子、記憶、知識、性別、能力etcをドゥータと呼ばれる小さなマイクロチップにすべて記録して、仮に肉体も脳みそも全部消失しても、それから消失する直前までの記憶諸々全部引き継いだ状態で肉体ごと位置から再生できる(たとえば20歳で死んだら、胎児の状態で既に20歳までの記憶も知識も存在している)技術が描かれていましたが、それがもし可能になったら、そういう形として生きていくことも可能なのかもしれません。

>クローンの脳を取って移し替えていた訳だから立派な殺人な訳で、
 移植する本人にすれば自分の姿をした『物(器)』という認識のほうが強そうですし、『殺している』のではなく『取り替えて、不要な部分を捨てている』感覚なのでしょう。
 他人の肉体ならまだしも、自分の身体を『殺す』ととらえるか『捨てる』ととらえるか。。。沙織博士はどっちだったのだろう。

>ロップに「普通のラッコとして生きたかった…」なんて言わせると急に話が重くなるな。
 これも単純に人間のエゴの犠牲・・・とだけではない問題を孕んでいる言葉ですよね。
 とある方の書かれるナノ小説は、こういった『闇』であり重大な問題について鋭く描かれているので、読み返すたびに心臓に突き刺さる衝撃を覚えます。

>ナノセイバーはVシリーズの中で一番業を背負ってる。
 『医療』という一番身近なテーマであり、医療技術が飛躍的に進歩しているいまだからこそ、あらためてその重さと深さを考えさせられます。

 うーん・・・もう一度本編を見直して、そういったテーマでなにか書けないかなぁと思いつつ、私の半端な知識じゃそれもかなわんな・・・。
【2014/02/01 22:35】 URL | 楓 #fzXxwl2E [ 編集]

何れSTAP細胞を超える存在も現れるか?
>楓さん
 確かにSTAP細胞はこれまでの万能細胞の常識を覆す大発見ですから、SFに良く有る世界到来?!と夢が広がりますし、現実的に考えても欠損した体を安全且つ簡単に復元出来る方法が有るなら是非実現して戴きたい物です。
 もっともES細胞やiPS細胞が登場した時も画期的と言われたし、今後STAP細胞を凌駕する新たな万能細胞が出るかも知れない。

>VBにかなり近いものだと思っています
 ナノセイバーでは流石に人体のパーツを入れ替えるなんて設定は無かったので、攻殻の方が更に進んだ世界観と言えましょう。
 ただその気になればナノセイバーの世界も攻殻化する可能性は有るし、少なくとも体は滅んでもVブレインに精神を移せばサイバースペースで永久に生きられる…或る意味悟や恵子と同類な裏設定は出てましたからね。
 意識だけ永久に生きる事が果たして幸せか?と問われると、我々現在の価値観ではとても受け入れがたいと思いますが、Vブレインが普及しているナノセイバーの時代なら幸せと思うのかも知れませんね。

 ただ『さよならVB』みたいに最終回後強志はVブレインを失う裏設定が有る以上、強志の魂は有限な訳なので彼の居ない世界で恵が意識だけ永久に生きる事を良しとするかねぇ…。

>作中でも電脳をコピーして劣化を防ぐため、オリジナルとおなじ生活や経験を積ませる
 攻殻はこの辺ちゃんとフォローが入ってるんですね。幾らデータをインストールするにしても、元のデータが古ければ現在までのギャップを埋めないと支障が出るのはPCと同じで。

>FSSだと(略)消失する直前までの記憶諸々全部引き継いだ状態で肉体ごと位置から再生できる

 そう言えば『安堂ロイド』と言うキムタク主演(2役)ながら視聴率が20%行かなかったドラマを知ってますかね?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%A0%82%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E3%80%9CA.I._knows_LOVE%3F%E3%80%9C
 ここでは天才科学者が殺される前に自分の意識(脳データ)を異空間に残し、代わりに恋人を守る為に彼そっくりのアンドロイド(安堂ロイド)が現れ、敵組織と闘うも途中でそのデータは破壊されてしまう。
 しかしロイドがラスボスと道連れエンドした後で、先ずロイドの体が復活(5次元プリンターで再現)し、破壊された筈の科学者の意識がインストールされて科学者が復活してました。

 まあ「破壊された脳データが何故残ってる」とか「インストールしても殺される前までのデータしか無いだろう」等々ツッコミ所は多いのですが、道連れ時に流れた小田和正が全ての笑いを持って行ったからなぁ ̄▽ ̄;
 これに比べると攻殻やFSSの方が絶対設定を練り込んでいる。

>『ころして』いるのではなく『取り替えて、不要な部分を捨てている』感覚
 まあ本人はそうなんでしょうけど世間はそう思わない。これは児童虐待する親が「自分の子供だから何やっても勝手だろ!!」と開き直るのと同じ様な物では。
 脳を移植した後の自分のクローンは単なる生ゴミとしか思っていなかったかも。

>とある方の書かれるナノ小説は、こういった『闇』であり重大な問題について鋭く描かれている
 Nさんかな? 彼も連絡が取れなくなって2年半は経ちましたが…事情を知ってるだけに無事で居るのだろうか?

 以前個人誌のどれかに『Vブレイン否定論』の原案を幾つか描いたけど、今でもVブレインには否定的な考えなので、仮に描いたとしたら殆どがバッドエンドになってしまうな ̄▽ ̄;
【2014/02/02 11:21】 URL | Pin@管理人 #j3GclXO2 [ 編集]

これからの始まりの一歩
・Pinさん
 ES細胞、iPS細胞、STAP細胞・・・これを基盤としてこれからさらに進んだ技術でよりすごい発見がでてくるでしょう。
 まずは完璧にそれを使いこなせるようにして、そこからひとつずつ問題をクリアしていけるよう、ぜひ頑張って研究をしていただきたいです。
 悩むよりまずやってみる。どう使うかは我々次第。

>意識だけ永久に生きる事が果たして幸せか?
 概念は個人のみならず、時代や状況によって変わってきますし、攻殻の素子は肉体という概念を捨てて最終的に精神と意識のみの存在になってましたが、本人が望むならそれも「幸せ」のひとつのかたちなのかもしれません。

>強志の居ない世界で恵が意識だけ永久に生きる事を良しとするかねぇ…。
 あそこまで精神的に強志を想う恵ならそれを望まないような気がします。
 
 昔考えた設定で、最終回後友希とともに旅立った亜美が、何百年か経った地球に訪れる と、なかば廃墟と化したかつてのVMSの最深部にVBのみとなった恵達と再会。初代VB保持者であり貴重な研究サンプルとして強制的にサイバースペースに意識を幽閉され、VBごと完全隔離された恵達の肉体はのちに破棄されてしまう。意識だけが生き続け、終わることも出来ない恵たちは、悟の力を借りて眠りに入る。
 そこへやってきた亜美に、覚醒した恵の意識が「終わらせて、ここから自由にして」と懇願する。悩んだすえに亜美はVBごと恵達を運び出し、再び地球をはなれて友希とともに去っていく・・・
 というのがあって、 もしかしたら恵も初代ナノセイバーということで、本人が望まなくても、強制的にその状態にされて生きながらえされてしまうかも・・・。と考えてみたり。

>『安堂ロイド』
 名前だけは聞いたことがありましたが、なるほどそういう設定だったのですか。
 あらすじだけを見るにFSSの設定ならば十分に可能な内容っぽいですが、あの作品のように細かく深く設定を練りこんでなきゃまず無理だろうなぁ・・・

>脳を移植した後の自分のクローンは単なる生ゴミとしか思っていなかったかも。 
! おお、それならとても納得がいきます。
 映画「バイオハザード3」でも実験用に造られた主人公のクローンが死ぬたびに外にぽいぽい山積みされているシーンがありますが、あれなんかまさにそれでした。

>Nさんかな?
 はい、そうです。あの方の作品をまた拝読したいものです・・・。

>今でもVブレインには否定的な考えなので、仮に描いたとしたら殆どがバッドエンドになってしまうな
 それはそれでとても大事な考えですし、医療の様々な分野が開拓されてきたいまだからこそ、新しい側面から考えを深めていけるかもしれません。

 そういう内容で一度強志と亜美で書いてみたいなぁ・・・
【2014/02/02 22:46】 URL | 楓 #fzXxwl2E [ 編集]

ナノセイバーはVBの夢を見るか?
>楓さん
 再生医療は今後重要視されて行く分野でしょうから、色んなハードルを乗り越えて実用化して欲しいのは確か。STAP細胞がそうなるかは未知数だけど大いに期待したいですよね。

>本人が望むならそれも「幸せ」のひとつのかたちなのかもしれません。
 友希もその気になれば元の歳を取れる体に戻れただろうに、何故現状維持を望んだんでしょうね? 
 某Tさんの小説では仁の事故死を皮切りに、ナノセイバーの面子が年老いて死んで行き独り残された友希が、異星で彼等のモニュメントを見舞った後、「花束は自分への手向けの花」と称して身を投げていましたよね。本編で友希が花束持って来たのにモニュメントに添えずに持って行った矛盾を見事に補完してるし。
 
>恵も初代ナノセイバーということで、本人が望まなくても、強制的にその状態にされて生きながらえされてしまうかも
 確かにVブレインの最初の成功例なのでサンプルとして保存される可能性は有りますね。本人が真剣に考えた上でそれを望むなら未だしも、そう思う様に一種の洗脳されてしまってるかも。特に正義感の強い恵なら「社会の為」とか言われたら真に受けそう。
 でも999の「永遠の命よりも限りある命の方が尊い」の如く、精神のみの存在と化してから真の自由=死を望んだとしても時既に遅し、とか。

>>安堂ロイド
 設定だけならB級SFとして面白い事は面白いのですが、如何せん脚本家がSFに全く興味が無かったらしく、庵野秀明等が設定協力しても穴だらけになっちゃって。更に前番組が『半沢直樹』だったんで、そう言う話を期待していた層には全く受けなかったのも敗因の様です。

>>脳を移植した後の自分のクローンは単なる生ゴミとしか思っていなかったかも。 
 スマン。意味が逆でした^^; 自分の若く美しいクローンにオリジナルの脳を移植していたんだから、移植後の年老いた元の体と(記憶がインストールされていない)クローンの脳は最早生ゴミだっただろうと。(セクサロイドの件の話でも犯人の本体はミイラ化したバアサンだったんで、女として若く美しい体に憧れたのは解らんでも無い。しかしその為に赤の他人を犠牲にしまくったのと、飽きたらポイで次々に乗り換えて行ったのが拙い)

>>Nさんかな?
>はい、そうです。あの方の作品をまた拝読したいものです・・・。
 これは第三者が慰めて済む問題では無いから、本人が立ち直ってくれるのを祈るしか無いんですよねぇ…。

>そういう内容で一度強志と亜美で書いてみたいなぁ・・・
 書いて~是非書いて~(笑)。
【2014/02/02 23:54】 URL | Pin@管理人 #j3GclXO2 [ 編集]

夢と死の境界で
・Pinさん
>友希もその気になれば元の歳を取れる体に戻れただろうに、何故現状維持を望んだんでしょうね?
 これも本人にしか理解できない心情の変化があったのでしょうが、個人的な解釈だと、止まっていた時間を再び動かそうとしたとき、なぜ不老不死になってしまったか原因がはっきりしたいま、『生きられる』ことと『死ねること』を天秤にかけたとき、それまで体験してきた苦痛以上に「おなじように時が進む」ことに対して戸惑いというか恐怖のようなものが少なからず芽生えて躊躇してしまった。もしくは磨り減ってしまった心のどこかで、自身の破壊以上に『すべてを放棄する』気持ちのほうが強くなっていて、すべてから解放されたとき、時間のとまった身体のまま『別の地へ旅立つ』という選択肢を選んだのではないか、と。

 これに関してはTさんの小説を読んだとき、『友希がふたたび苦悩し、最後は自分の望んでいた結末を自ら迎える』までを的確に描かれていて、目から鱗というか、思わず感情移入してしまいました。
 
>精神のみの存在と化してから真の自由=死を望んだとしても時既に遅、とか。
 「肉体」という「器」にはいっていてこそ実感できるもののひとつが「死」だと思うので、精神のみとなったら消えることも消すことも出来ないし、それを認識するすべもない。精神のみの存在とは、おそらく『永遠に夢のなかで眠り続ける』状態なのかもしれません。

>特に正義感の強い恵なら「社会の為」とか言われたら真に受けそう。
 それからなんとかして救い出そうと奮闘する強志と、洗脳がなかなかとけず苦悩する恵。最終的にどちらが捕まってしまうのか、もしくは二人とも拘束されてサンプル体とされてしまうかでEDが変わると思いますが、「さよならVB」の強志だったら、恵を救えず、自身のVBが機能しないため精神だけとなって一緒になることも叶わず、サイバースペース内で生き続ける恵をまえに悔恨と自責の涙を流す。
 やがて強志が亡くなり、独り残された恵は「強志のいない世界」で生きることを拒み、けれど自分ではどうすることも出来ず、精神崩壊を起こしかけて「自分を消してくれ」と悟に懇願する。悟は流石にそれは出来ない、と恵を諭し、かわりに強志と過ごしてきた記憶をベースにひとつの世界を造り、そのなかで恵は「自分が望んだ結末の世界」を生き、現実で得られなかった「強志と生涯を添い遂げる幸せ」を過ごしながら、その夢のなかでいつまでも眠り続ける・・・。
 というのが思いついたのですが、いかがでしょうか(何

>安堂ロイド
 もったいねー、庵野が絡んでるんだったら脚本さえしっかりしてりゃいい内容になったろうに。惜しいなぁ、本当に惜しい。

 強志と亜美で書いてみたいと言ったものの、さてどうしたものか。
 とりあえずはお約束でいつもどおりの話を書こう。
 自分が書くとどうしても亜美があれこれされちゃうからな・・・まずはそこから考えないと(ぉ。
【2014/02/03 07:58】 URL | 楓 #fzXxwl2E [ 編集]

多重投稿?
>楓さん
 時間が無いので正式レスは後ほど。ところで「医療技術の進歩と課題」と今日のコメントが多重投稿状態になってますが、どれを消したらいいのか教えて下され。(指定が無いなら一応最初のだけ残して消そうかと思ってるが)
 パスワードを設定しているなら自分でも消せますよ~。
【2014/02/03 13:07】 URL | Pin@管理人 #j3GclXO2 [ 編集]

さて削除も済んだ事だし
>楓さん
 延々と白熱している記事ですが最初長くなって2つに分けたと思いきや^^; FC2の方でNGワードに指定している物が有る様で、たまに自分の投稿ですら撥ねられます ̄▽ ̄;

>すべてから解放されたとき、時間のとまった身体のまま『別の地へ旅立つ』という選択肢を選んだのではないか、と。  
 不老不死故の苦しみ(そう言えば映画のハーロックも何故かそんな設定で100歳+α)を描いた作品は幾つか有りますが、死にたくても死ねない状況にずっと置かれていた人間が、いざ普通の体に戻れたとしても「自由」の在り所として結局「死」を選んでしまう様に感じます。
 それにしてもTさんのあの小説は見事でした。

>精神のみの存在とは、おそらく『永遠に夢のなかで眠り続ける』状態なのかもしれません。
 これまたTさんの原作を私が漫画にした『見たくない最終回』を思い出しました。
 あの話ではVシステムの暴走でナノセイバー一同が次々に斃れて行く中、亜美だけが廃人状態で生き残りますよね。
 人間はあまりにも信じられない光景に出くわすと、己の身を守る為に一種の暗示をかけて記憶を遮断する事が有るそうですが、あの話ではそんな状態になった亜美が、徹の最期の告白を元に潜在意識で築き上げた世界の中で永遠に?眠り続ける状態になってるし。
 
>現実で得られなかった「強志と生涯を添い遂げる幸せ」を過ごしながら、その夢のなかでいつまでも眠り続ける・・・。
>というのが思いついたのですが、いかがでしょうか(何

 OKです(笑)>▽</ 自分が描いてもそんな感じになりそう。VBが使えなくなった『さよならVB』設定では、無限の精神体となった恵と有限の肉体に過ぎない強志が、将来的に引き離される事は避けられませんからねTДT;
 でも恵は強志が居なくなったら孤独に耐えきれないだろうし、そんな状況に陥ったら自己保護の為に自分の理想の世界に籠る可能性は十分に有ります。

>>安堂ロイド
>もったいねー
 チープとは言え元々アニメチックな演出は多々有ったんで、「恋愛要素を薄めにして深夜アニメにした方が人気が出たのでは」と指摘されてますね。

>自分が書くとどうしても亜美があれこれされちゃうからな・・・まずはそこから考えないと(ぉ。
 先ずはそこから離れないと…無理だな(笑)。
【2014/02/03 19:30】 URL | Pin@管理人 #j3GclXO2 [ 編集]


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