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のよのよ in Zの悲劇?!
鳥全般・海外旅行・ばんえい競馬・アニメ&漫画etc.…ニッチな情報提供も目指します。

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出身:福岡県。長年住んだ出雲から佐賀へ移住の白衣好き主婦。
趣味:同人活動ではハーロックに原点回帰。(他にナノセイバー・恐竜惑星・ジーンダイバー)、ばんえい競馬、鳥関係全般、(科学者用)白衣等々。海外に行った時は旅行ネタ多目。


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ポーランドIV(17)~ビャウィストク10<幸せの痕跡>~
【2018/05/17 20:00】 海外旅行
 ビャウィストクはエスペラント語の創始者・ザメンホフの出身地でここでも何度か取り上げて来ました。
 生家の在った場所はホテルのすぐ近くなのに初回は場所を勘違いして見そびれ、2回目の小さなザメンホフ公園で本人の像を見つけてそれで終わりかと思ったら、生家跡は公園から一寸離れた所だった事が判明。
ザメンホフ自宅跡
 んで3回目の今回漸くその生家跡に行って来ました。先ずはザメンホフ公園の胸像に御挨拶。
ザメンホフの胸像
 公演は傍をバスが通る割に賑やかな所に在りますが、生家跡はザメンホフ通りと言う裏路地で一寸判り難いです。地元民以外は知らないと気付かないのでは。
 尤も生家跡は単なる空き地です。保存の話も有ったのですがポーランドが旧ソ連から独立した頃で、それ所では無いと言う事で取り壊されたからです。
自宅自体は取り壊された
 空き地の前には生家の絵と説明板が設置されてます。 (実はこの写真は間違いで隣家だったらしい)
自宅の絵

ポーランド語だから読めない
 その代わり隣のアパートに御注目。
とある裏路地のアパート
 実はこの絵はザメンホフと深い因縁が有るのです。
家族の絵が描かれてある
 絵の下にはザメンホフの名が入ったレリーフ。
レリーフ
 まるでアパートの各階にザメンホフ一家が住んでるかの様です。
 息子さん…ではなく地元出身のヤコブ・シャピロと言う人とその友人だそうです。シャピロはエスペラント語を学び、ザメンホフ亡き後生家を博物館として保存しようとした物の資金難で頓挫、しかもナチスの侵攻で資料は散逸し、他のエスペラント仲間と共にガス室で亡くなりました。
幸せだったあの頃
 これはザメンホフ御本人。
あの家族は既に…
 子供と孫達…ではなく風船を上げる市民の様子だとか。因みにビャウィストクは気球で有名な街だそうで…佐賀市と同じですね♪
ホロコーストの犠牲にTДT;
 詳細についてはこちらを御覧下さい。
 とても幸せそうな絵ですがザメンホフ一家はユダヤ人で、御本人は戦前に亡くなってますが、3人のお子さんを含む家族はホロコーストの犠牲になってます。その様子は唯一生き残った孫の著書に詳しく書かれているそうです。

 ほのぼのとした絵もザメンホフが思い描いた心象風景かと思うと切ないですね…。

 次回はシンガポールの帰国報告をしてから『オプションは謎の場所(仮)』をお送りします。

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